クエン酸(植物実) | |
人間を含めた動物に広く分布する有機酸で、柑橘類に顕著な酸味成分です。私たちはからだの中に、摂取した食べ物をエネルギーに変えるしくみをもっています。摂取した食べ物は体内に吸収されてブドウ糖に変わり、さらに酵素とビタミン(おもにビタミンB群)、酢によって燃やされ(酸化され)、エネルギーになります。燃焼過程に働くする酢は、クエン酸をはじめとした8種類に変化し、またクエン酸に戻るというサイクルを形成しています。このしくみはクエン酸サイクルと呼ばれ、エネルギーをつくり、老廃物を体内に残さないために重要な機能で柑橘類の果実に多く含まれている有機酸で、動植物界に広く分布しています。収斂力・pH調整をする力などがあり肌のキメを整え、健康な状態を保つ目的で配合されています。 |